西池袋TKデンタルクリニックの武末です

前回は卒後4年目に西新宿歯科クリニックへの就職が決まったところまでの話でした。

少し間が空きましたが続きから。

正確には2000年の1月からの勤務開始ということでしたが、理事長の草間先生の
配慮で前年1999年12月の忘年会にまだ勤務してない私もお呼びいただき
ました。

お酒も大好きな私ですから、そこでも大いに盛り上がり、むしろそのような
スタッフのみなさんと仕事が始まる前に大切な接点を持たせてもらえたのは
その後のコミュニケーションを築くという点で非常に大きかったです。

今と違って、時代は20年以上前。バブルは終わってましたが、今から思うと
世の中はまだまだ豪快な時代だったと振り返ることができます。

当時は法人に2件の歯科医院があり、1つは中野の草間歯科、そして
もう1つが西新宿歯科クリニックという体制で、私はその西新宿歯科クリニックの
勤務医としてのスタートでした。

また、当時の私の勤務は月曜から金曜まで  そして西新宿については土曜日のみ
また別の歯医者の先生にお任せ、また月に1回程度矯正治療の専門の先生に
きてもらうということで基本は私と草間先生の2名の歯科医師で運営をしていく
こととなりました。

ただし、私の勤務の月〜金のうち、草間先生が西新宿に来て一緒に仕事が
できたのは最初は月・水・金の午後のみ。

つまり、火曜と木曜の終日と月、水、金の午前は私が一人で西新宿を
任されていたわけです。当時、29歳の4年目の歯医者でした。

今思い返せば、そこでの経験は大きな責任感を養わせていただきました。

逆の立場であれば私はどんな歯医者でも身内でも優秀な方でも、ちょっと
任せてしまうだけの度胸はありません。

もっと言えば、最初から信頼してもらったということかもしれません。

とにかく、この西新宿歯科クリニックでのスタートは、いろんな意味で
私の歯科医師としての人生の大きな転機であったことは間違いありません。

つづく・・・

西池袋TKデンタルクリニック