先日大変興味深い記事をみましたのでご報告いたします。

東北大学病院の研究グループによると、90,148人を対象に乳幼児の睡眠時間(1ヶ月、6ヶ月、1歳、1歳半、3歳時)と

歯ぎしりの有無(2歳、4歳時点)の関連についての解析をおこなったそうですが、その結果として新生児期(生後1ヶ月)の睡眠時間がながいほど、歯ぎしり癖を持つ子供の割合は減少し、その傾向は6ヶ月時点でも確認されたそうですが、3歳時点では認められなかったということです。

特に夜間の睡眠時間が歯ぎしり癖の発生と強く関連しており、2歳と4歳時点の両方で歯ぎしり癖がある子供ではその傾向がより顕著に現れたそうです。

つまり新生児期の良質な睡眠習慣はその後の将来的な問題につながる歯ぎしり癖のリスク回避に効果的であるという可能性を示唆しており「寝る子は育つ」の言葉通り、健やかな口腔発育、ひいては全身の健康につながるかもしれないということのようです。

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