歯ぎしりと食物繊維の意外な関係
西池袋TKデンタルクリニックの武末です
歯を悪くする原因として糖類があるのは有名です。
しかしそれと同じか、場合によってはそれ以上に歯を悪くしてしまうのが過剰な力。
もちろん事故や外傷などで一瞬で大きな力が歯に及ぶことも稀にありますが
皆さんにとって無関係ではない過剰な力が「歯ぎしり、食いしばり」です。
当院の多くの患者さんに寝る時に歯を守るためのナイトガードというマウスピースを
装着してもらっているのもそのためです。
実は私も以前はかなりの歯ぎしりがありましたが、この10年ほどはあまり
歯ぎしりを感じることが少なくなりました。
そんな中、先日岡山大学から興味深い研究結果が報告されました。
それは
睡眠中の歯ぎしりは食物繊維摂取量と関連している可能性を世界で初めて発見
というものです。
私は普通の人以上に野菜を食べるので、お通じもかなり良い方ですが、
もしかしたらこのあたりも関連あったのかもしれないなあと一つの仮説ではありますが
面白い研究結果を目の当たりにして、一つの食事指導の可能性を感じた次第です。
西池袋TKデンタルクリニック